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<2024年6月18日開催>ものづくり講座(応用)

- 〜生産性向上のためのIoT実践技術講座〜

山梨県立産業技術短期大学校 電子技術科 講師 技術士(電気電子部門) 永田 靖貴

2024年6月18日より、全12日間で山梨県内の生産現場の改善に取り組まれている技術者の方を対象に、ものづくり講座(応用)を開催いたします。
山梨県立産業技術短期大学校の協力のもと、 ”ものづくり現場で直ぐ活用”をテーマに、 IoT技術(Raspberry Pi ※通称ラズパイ)を活用した短期間で生産設備を可視化するなどのシステムを構築します。



開催概要

開催日時(リアル・オンラインハイブリッド開催)

① 6月18日(火)10時~12時
② 6月25日(火)13時~15時30分
③ 7月 2日(火)18時〜20時30分★
④ 7月 9日(火)18時〜20時30分★
⑤ 7月16日(火)18時〜20時30分★
⑥ 7月23日(火)13時~15時30分
⑦ 7月30日(火)18時〜20時30分★
⑧ 8月 6日(火)18時〜20時30分★
⑨ 8月20日(火)18時〜20時30分★
⑩ 8月27日(火)18時〜20時30分★
⑪ 9月 3日(火)18時〜20時30分★
⑫ 9月10日(火)13時~15時30分
★…オンライン開催

開催場所

山梨県立産業技術短期大学校 塩山キャンパス(甲州市塩山上於曽1308)

参加人数

11名(山梨県内の生産現場の改善に取り組まれている技術者)
聴講生約50名(山梨県立産業技術短期大学校 学生)


12日間のプログラム

ものづくり講座(応用)は山梨県立産業技術短期大学校と連携し、IoTシステムを構築しながら技術習得を目指す、より実践型の講座として提供いたします。
参加者は、12日間で既存の生産設備やセンサ・カメラなどと連携して、「低コスト」かつ「短期間」で導入可能なIoTシステムの構築に必要な技術を習得します。

<DAY1>本講座で習得するIoT技術を活用されている県内企業5社による事例発表

第1回は、本講座で習得するIoT技術を活用されている県内企業5社による事例発表を行いました。
業務の自動化・省人化などによる生産性向上を実践されている企業による事例発表は、とても興味深く、受講生および約50名ほどの聴講生(山梨県立産業技術短期大学校学生)にとって大変有意義な時間になりました。

<事例発表企業と発表内容>

・タカハタプレシジョン㈱
   Raspberry Piを活用したごみ箱満杯通知システム
・㈱富士製作所
   エアーコンプレッサー稼働監視・通知システム
・㈱はくばく
   Raspberry Piを利用した温度制御盤OCR
   Raspberry PiとPLCを連携するシステム
・㈱ちぼりホールディングス
   IoTを活用した生産ラインの見える化(出来高把握のIoT化)
・㈱アルソア慧央グループ
   山梨県「IoTモデル事業」生産状況の見える化

また、事例発表の後に行われた懇親会では、事例発表に登壇していただいた企業と受講生との間で、今後の目標など、活発な意見交換が行われ横のつながりを醸成する場として活用されました。


やまなしキャリアアップ・ユニバーシティでは、DXの定義を理解したうえで、「所属する会社・組織」の課題をベースにDXでの解決策を導きます。

永田 靖貴

山梨県立産業技術短期大学校 電子技術科 講師 技術士(電気電子部門)

山梨県産業技術センター勤務時に、県内企業の生産性向上を目的とした「IoTシステム」の研究に従事。研究成果の普及を目的とした技術講座を開設し、これまで40社・100名以上が受講している。開発したIoTシステムは、これまで20社以上の県内企業に導入され、生産現場におけるさまざまな問題解決に繋がっている。

現在は、山梨県立産業技術短期大学校 電子技術科の講師として、IoTやAI、ロボットと共存する近未来を支える電子工学分野の若手技術者の育成に従事するとともに、講座に参加した県内企業の技術者とコミュニティを構築し、さまざまな問題の解決に必要な技術提供を行っている。

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